こんばんは!!!
しましまYubeです!!!(@SimasimaYube)Follow @SimasimaYube
今日のPOINT!!!SBって、ボールを運ぶ事にも崩す時にも大活躍しています!
だったら『SBのインナーラップ』強いはずですよね!
FIFAでも有効だし、トリガーラン警戒にも…!?
知っている人と知らない人では差が出る!!!
当たり前ですが、インナーラップを知っている人&活用している人とそうでない人では、ボールの運び方と崩しのアイディアに差が出てきます!
フランス代表「パヴァール」だけではなく、ブラジル代表「アウヴェス」やマンC「ウォーカー」も使っています。
こんな強豪が使っていて弱いはずがない!!!
なぜ必要なの???
そもそも何故必要なのでしょうか?
答えは『WGを生かすため』です!
同サイドのWGとSBが同時に張っていると縦パスが入りにくいです。
SBかWGのどちらかがサイドに張ることによって、縦パスに角度がついてプレスやインターセプトが難しくなります。
FIFAでも4バック(SBを上げない)方法がとられています。
SBを上げるとそこから簡単に攻め込まれてしまうからでしょう。
なので、攻撃の幅を狭くしてWGに「サイドに張る」指示を出すっていう戦術も試してみようと思った今日この頃です!
仕組み!!!
ボールを保持している場合のインナーラップ
サイドを張る事でWGまでのパスは通りやすくなります。
しかし、サイドに張ると今度はSBがオーバーラップする幅もなくなってしまいます。
WGがカットインしようにも、SBが上がれないので1対2で中もケアされてしまいます。
そこでトリガーランを使いMFかSBを中に走らせる事で、WGがカットイン出来るコースが空いてきます!
おそらくサイドにWGを張る場合は、このインナーラップとセットでトリガーランを使うと上手に攻撃が出来ます。
応用!!!
このWGの内側を走る事を知っていると、カウンター時にも応用できます!
WGをトリガーランで走らせて、その1つ内側のレーンをSBで駆け上がると大きなチャンスになります!!! pic.twitter.com/EvgxiVD8jo
— しましまゆべ (@SimasimaYube) November 7, 2019
↑twitterってこんなに便利なものだったのか!!
WGがサイドに流れて、空いたスペースにSBが走り込むとビックチャンスになります!
相手CBは背後のSTを見ながらSBの持ち上がりに対応しなくてはいけません。
SBだからといってライン側を持ち上がってしまうと、せっかくWGが開けたスペースも使えずに狭い方に追いやられてしまいます。
これを知っておくとボールをしっかり相手陣地まで運べて、なおかつチャンスにも繋がっていきます。
逆にWGが内側を走ったのなら、サイドに大きなスペースが生まれるのでそこを走った方が良いです。
どちらにせよ加速もダッシュ速度もスタミナも能力が高い攻撃的SBを上手に走らせて活用していきたいです!
この状況を意図的に作るには???
相手が攻撃に人数のリソースを割いてきた、その逆サイドに振ると再現できます!
孫子は『風林火山』や『水』に軍隊を例えて動かしていますが、 本当にその通りだと思います!
攻撃の前は見破られないように静かにするが、作戦決行時には素早く広がり短い時間で消耗なく勝負を決め。
相手や味方の集合体を水のように流れる場所には流れさせ、流れない場所では勢いは止まるように、相手も味方も水のように誘導し思いのままに操る。
『風林火山』
「(〜そこで、戦争というものは敵をだますことであり、有利になるように動き、分散・集合して変化していくものである。)だから、(軍隊が)移動するときは風のように速く、陣容は林のように静かに敵方の近くでも見破られにくく、攻撃するのは火のように勢いに乗じて、どのような動きに出るか判らない雰囲気は陰のように、敵方の奇策、陽動戦術に惑わされず陣形を崩さないのは山のように、攻撃の発端は敵の無策、想定外を突いて雷のように敵方を混乱させながら実行されるべきである」
夫れ兵形は水に
象 る。
水の形は高きを避けて低きに赴くが自然であり、兵の形は実を避けて虚を撃つが自然である。
水は地によって流れを制し、兵は敵によって勝ちを制す。
故に兵に常勢無くして敵に従いて勢を生じ、水に常形無くして地に従いて形を生ず。
よく敵の変化によりて勝ちを取る、これを神という。
故に五行は相剋 して常勝無く、四時は巡りて常位無く、日は移りて長短生じ、月は没して死生有り。
非常に面白いので『孫子』読んでみてください!!!
「孫子」のサッカー戦術 まとめ!!! - しましまゆべ -FIFA専門ブログ-
まとめ!!!
少し脱線してしまいました。
まとめると、サイドにWGがいるときに1つ内側のレーンも使えると上手に攻められます!
カウンター時もポゼッション時も意識してみると、攻撃のオプションが1つ増えてさらに上達することでしょう!
WGをトリガーランした時に操作選手を変えてくる上手い人いますよね?
そんな時にも『インナーラップ』は有効で、そのためには予めサイドチェンジをすることで再現性が高まると思います!
新しいサッカーの本じゃないと「SBのインナーラップ」は書かれていないです。
なので、詳しく勉強したい人には↓こちらをどうぞ!
今日もありがとう!!!
いつも見てくれている方に感謝しています!
そしてこの記事が良いなっと思った方はFollow @SimasimaYubeや下のシェアボタン、この記事のコメントなど応援をよろしくお願いします!!!
良かったら色々な記事も書いているので見ていってください!
おしまいっっっっ!!!