こんばんは!!!
しましまYubeです!!!
442に対して有効に戦えるフォーメーション433の後編です!
マンC式433の魅力!!!
前編のバイタルエリアまで運べるメカニズムをもう一度考えてみました。
角度をつけたパスがインテリオールに通ってしまったパターンです。
こうなるとWGやMFのプレスでは時間がかかりすぎてしまいます。
CBがSTを捨てて前に出なければならないというリスクを背負ってしまっています。
これが442のゾーンDFの弱点です。
それに対して・・・
マンC式の魅力は、やはり前線からの早いプレスで囲い込んで奪う所に魅力があると思います。
433だと、CBではなく前線がスライド守備します。
STやゴールまで遠い選手に対して前を向かせない守備が出来ます。
ボールの出し手を捕まえる事で、ドリブルで上がられるという選択肢を無くします。
その結果、マンマークについたDFが選手を捨ててプレスに行くということが無くなります。
これが前編で書いたマークが明確になるということだと思います。
マークした選手を捨てない事で、パスが出せないという状況に繋がります!
DFラインの4人が動かなくて良くなります。
仮にMFやWGの選手に入れ替わられて抜かれてしまったパターン。
「433でもCBが前に出て行かないといけないんじゃないか?」と思います。
しかし、相手のDFラインからプレスを行なっているので攻撃の緩急がつきません。
CBでゆっくりパスが回せず、MFに入れ替わられた時からSTまでそのままのスピードでボールを渡すため予想がしやすいです。
MFからSTへのパス、スルーパスのコースの予測が容易なのでタックルとパスコースを消すDFを同時に落ち着いてプレイ出来るはずだと思います。
ここで442のゾーンプレスと、433の人を捕まえるプレスの違いが大きく見えてくるはずだと思います。
リトリートは442、ハイプレスは433の方が合っていると思います!
「ふーん、じゃあ442に442をぶつければ良くない?」
確かに、擬似的に433を変形させ442にマンマークさせる守備の仕方。
同数で守備するならば442で守備しても良いはずです。
しかし、攻撃の時に自分もビルドアップに苦しみます!
上手いプレイヤーや強いスカッド相手にミラーマッチさせてしまうと、技術やフィジカルの差で負けてしまいます。
なので、442には433をぶつける意味があるのです!
実際に戦ってみました!!! 守備編
まずはMFのスライド守備からです。
パスコースを読んでプレスに行きます。
この時の注意としては、中央のパスコースを消すことです!
逆サイに振られてしまうとせっかくコンパクトに寄せた守備がやり直しになってしまいます。
サイドに追いやるつもりで守備するのがポイントです!
結果、中央の3MFで挟んでボールを奪えました!
サイドに追いやると、このように密集してマンマークが出来ます。
この時に相手が更に狭いサイドにパスという選択をしてくれます。
サイドでは、しっかりCBやSBでドリブルコースを消しながらタックルしましょう!
長いバックパスしか選択できないように囲むのが、追いやって奪う時のポイントです!
ラストの奪うシーンでは、密集して囲んでいたものを閉じるイメージでプレスに行くと良いと思います!
WG→ST→ST→WGと逆サイドまで繋がれてしまいました。
この時は、SB(マルセロ)でサイドへのリターンパスのコース切りをしながらSTに寄せに行っています。
そうすることで選択肢を徐々に消し、DFが戻る時間が出来ます。
最後は中央に運ばれてしまいますが、サイドへのパスコースが無くなっています。
そして、ラストのミドルもドリブルも出来る範囲が狭まっているのがわかると思います!
攻撃編!!!
やはり442に対してMFが1枚浮くビルドアップになります。
左のインテリオールには、攻撃力とドリブル力に優れたネイマールを採用しています。
攻守に相性良く戦え、ゲームの主導権を握れます。
ミドルをバンバン撃ち、コーナーで点を稼いでいく攻撃パターンも持っておきましょう!
3枚が攻め残りする4123です。
やはりカウンターの力は一番あるフォーメーションだと思っています。
LWにはムバッペ、RWにはディマリアをスタメンにしています。
マンCのようにLWに左利きサネ、RWに右利きスターリングの形も良いかなと思います。
カウンター命のリバプールは、逆になっています。
リバプールはWGが中に入るので、TFコンシュー狙いの配置になっています。
自身のカウンターの頻度で変えるのが良いと思います。
GK→CB→SB→MFのビルドアップです。
SBにパスが入った時にCB、MF、MF、WGの4枚に展開出来る選択肢が熱いです!
そこからは、縦パスに入れて横に流す作業です。
これも中盤で1枚浮いているから出来る運び方です。
降りてきた選手に縦パスを通すナポリの様なパスでキレイに崩せます。
最後は、マテウスさんのミドルを選択しました!
4123の弱点?!
トップ下がある4231のフォーメーションには悪手です。
最初からアンカーを潰されてしまうので、パスが入っても選択肢が減ってしまいます。
そして、CBでボールを持った時に逆サイドの選手たちの存在感が消えてしまいます。
立っているだけでパスを引き出せないポジションなので、そのコマの数だけ不利になってしまいます。
まとめ!!!
442に有効な4123の良さは伝わったでしょうか?
4123にも色々な形があり、同じペップが監督でもバルサのSBはオーバラップを攻撃に活用していたりします。
リバプールはWGが中に入る形を採用していますし、無限の可能性を秘めています!
皆さんも色々フォーメーションをいじって楽しんでみてください!!!
おしまいっっっっっっっ!!!