こんばんは!!!
しましまYubeです!!!
今日は、アーセナルの攻撃の組み立て役ゲンドゥージについて書いていこうと思います。
9/15 アーセナルVSニューカッスル
22:20
ベジェリンからのスルーパスがSTのラカゼットに通ります。
しかし、ニューカッスルのCBのタックルで外に出ます。
アーセナルボールのスローインをベジェリンがムスタフィまで下げ、ゲンドゥージが逆サイドまで広がってコートを広く使えるようにしてくれます。
22:49
DAZNの画面がなかなか全体像を映してくれませんでしたが、大体こういう形になりました。
23:00
その後、エジルが降りてきてドリブルで上がり、中盤でアーセナルらしいパス交換で崩します。
エメリの理想
まず、ここでチラッとエメリ監督が見えました。
ベジェリンにすごくジェスチャーで何かを伝えようとしています。
22:20のわざわざ高い位置でのスローインを丁寧に繋げようとせず、ムスタフィまで下げて、また組み立てをさせたことに対して怒っているのだと推測します。
ここでのスローインを雑に意味もなく投げたせいで、22:49のまた逆サイドまで振ってからの23:00の中盤での崩しになりました。
アーセナルの理想
アーセナルですが、中盤付近でのショートパスを織り交ぜたアドリブサッカーが見たいですよね。
また、最近のエメリのアーセナルはSBからの折り返しのクロスで点を取ることを目指しています。
この2つの攻撃のイメージをするとなると、どうしても両SBが上がっているのはよくわかりません。
あくまで両SBが同時に上がるシステムは、前線のSTにクロスを上げるためのものだと思っています。
最初からSBが上がっていると、相手のWGと近くなりマンマークされてしまい、オーバーラップに合わせてパスをもらえませんよね。
逆サイドのSBのオーバーラップに合わせて、ロングパスすることで、ベジェリンのドリブルのスピードが生きてくると思います。
両SBが上がっていいのは、マルセロやクアドラードのようなボールを持つことで崩したり、時間を作れる選手がいるときだけだと思います。
モンレアルやベジェリンは、ボールを持つよりフリーランが強みです。
もう一度22:49のところの画像です。
ここで、ムスタフィがボールを要求し、持ち上がればエジルも高い位置でボールに触ることができます。
実際は23:00でエジルが下がって持ち上がります。
その本来エジルがいるところにラカゼットがおり、モンレアルの抜け出しなど空いている選手を使えずに行きずまってしまいます。
また、ベジェリンのオーバーラップに合わせたロングボールは、ゲンドゥージ、ムスタフィ、ソクラティスからは出ません。
加えて、CBやゲンドゥージからは、縦パスが出ません。すごくセーフティーに回しすぎている気がします。
ここで縦パスやロングパスを出せるとかなり変わると思います。
このCBの持ち上がりや縦パス、サイドチェンジのパスは、レアルのセルヒオ・ラモスや日本代表の昌子選手が上手かったです。
最近では、そういうCBを求められている気がします。
また、CBに吸収されたMFのゲンドゥージが上がると442の片方のSTが見なくてはなりませんが、そのまま上がり続けるとSTがマークするわけにもいかず、誰がマークするのと混乱します。
これは、レアルのカゼミロがやっていて、CAMの位置でいいパスを出したりしています。
ゲンドゥージではなく、トレイラがMFになると
ゲンドゥージOUT→トレイラINになると、攻撃がスムーズになります。
CBが持ち運びやすいようにパスが出来ることでさっき言っていた、CBが判断よくスピーディーにパス回し始めます。
また、ずっとCBに吸収されることなく前に出るので、今度はジャカが下がって来たりして中盤が動くようになりました。
多少リスキーでも、持ち上がることで前線にパスが入るようになります。
ジャカもトレイラも、CBを生かすパスをする事が出来、相方が下がっている時は上がる事の重要性もわかっています。
そこがゲンドゥージとの差かなと思います。
ゲンドゥージは、下がるシステムは分かっててそこの下がる意識は高いです。
ですが、常に下がり続けると常に両SBが上がってしまい、DFラインでスピードのある持ち上がりやパスが出せないと詰まってしまいます。
まだ技術は低いですが、献身性も高く、1年プレミアで揉まれて育てきる事が出来たらすごく宝になりますよね。
まだ19才ですしこれからが楽しみです。
おしまいっっっ!!!